マンションのリフォーム
日本の昔の家は、床は板や畳、壁は土壁や白壁、建具はふすまか障子、あるいはガラス窓といったようにほぼ同じだったので、インテリアがちぐはぐななることは希なことでした。しかし、現在は間取りから室内に使われる素材までさまざまなので、コーディネートを間違えると統一感のない落ち着かない家になってしまいます。
同じ素材、同じ色で家中をまとめてしまえば違和感は生まれませんが、面白みもなくなってしまいます。
さらに、リヴィングはくつろぎやすく寝室は眠りに入りやすいなど、住まいを構成するゾーンにはそれぞれ機能があり、インテリアはそれをサポートするものであることが望ましいので、すべてが同じでは、よいインテリアとは言えないでしょう。
玄関、リビング、ダイニング、キッチン、サニタリーという、どんな家にも必ず必要なゾーンごとにまとめることを、まず考えましょう。現代の間取りはそれぞれが独立していないケースもありますので、これだけでは上手くいかないことにも気づくはずです。
リビングに続いてダイニングがあるのに、それぞれ別のコーディネートでは違和感があります。ならば続いているゾーンを同じコーディネートにすれば問題解消。このような発想で家の中をチェックしてみましょう。
個室などを除いたつながっている部分、見える部分をひとまとめにすれば失敗は少ないでしょう。
日本の家の床は、50年くらい前までは畳がメインでした。住宅公団が団地を提供するようになり、その床が板張りだったことから板や合板が主流になり、やがてカーペット敷きが高級感を呼んで流行しました。そして現在は、ダニなどの発生が抑えられ、誇りの吸着も少ないというアレルギーなどに対する利点から、木質床材である「フローリング」が主流になりました。
フローリングにはムク板の単層フローリングと下地に合板を使った複合フローリングとがあり、一般の住宅で多く使われているのは複合フローリングのほうです。ムクのフローリングは使い込むほどに味わいを出す一生ものとして人気がありますが、価格的にも高価。
集合住宅では、階下への音の問題があり、トラブルの元になっているので、どちらを使用するにしても配慮は欠かせません。
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